前回、頚椎のカップリングモーションを解説しました。まだ閲覧してない方はこちら
今回は胸椎と腰椎のカップリングモーションを解説します。
胸椎のカップリングモーションは、頚椎の動きが理解出来ていれば原理は同じであるため、そんなに難しくはないです。
右に回旋をした胸椎です。
左の関節面は60°の傾斜を上り、右の関節面は傾斜を下っていきます。
なので胸椎も頚椎と考え方は同じであり、右回旋をすると、必然的に右への側屈も生じることになります。
右回旋 + 右側屈 ですね。
胸椎はこれだけです。頚椎が理解できていたら胸椎はすんなり頭に入っていきますよね!
ここでまた右を向いてみましょう。
両肩を水平に保ちながら右を向けますよね?
頚椎は環椎後頭関節と環軸関節で補償して真っ直ぐ右を向けますよね!と言う話しをしました。
では胸椎はどこで補償して真っ直ぐ右を向けているのでしょうか?
答えは腰椎になります。
どのようにして胸椎の側屈を腰椎が補償するのか、次回解説します。
次回でカップリングモーションが完結しますので頑張りましょう!
次回
カップリングモーション 解説part4